尊敬する祖父




祖父は仕事の


お金を独り占めするひとで






親と孫にはわたさなったことは

書きました







アメリカで数人で仕事したとき

送金するのに税金がかかることを



知った祖父は





父にこういった








お前は我慢しろ









金は渡さない







周りのメンバーは


それはおかしいと止めたが







父はそれを呑んだ










こんなだから


孫の私の服もお古ばかりで





無添加にこだわったので


それはいいけど

そのときの時代の石鹸で



服は綺麗になるはずもなく






母はこういっていた




うちのこはすぐわかる

服が黒い








どんな気持ちだったろう






自分は着飾り


派手に遊ぶ祖父を

どう思ってただろう






いわなくてもわかるけど







小学校の授業参観



母は仕事の合間にぬけてきてくれる



他のこのお母さんは

着物とかワンピースとか


とても綺麗で






私のお母さんの服は

ずず黒かった






手をふってくれるのだけど

私は恥ずかしかった





なんで?って







子供は残酷






あんたのお母さん汚いな









みんなに笑われる







何が悪いのだろう








パートナーのお母さんは

それはそれは綺麗にしてきたらしく




自慢のお母さんだった









驚いたことがある






お母さんの若い頃の写真は


儚げな雰囲気の

アジアンビューティーだった







家で

そうさせなかったのは祖父で




私は祖父を恨んでもいないし

尊敬する点もある





ただ事実を書いてるだけ







悪いとこは真似しない


いいところは真似する






そうやってわたしの


人格形成ができていく






色んなことがあった



でもわかる







清潔






サウチャ




これが何より大事なのだと










だから今、私は


綺麗にするようにしている






値段じゃない


ブランドを定価では買わない



セカンドストリートで十分










会社のためにお金を使うから


人を育てるために









金はかけずとも綺麗になれる


それは証明できた







会社の代表として恥ずかしくないように


自慢の娘でいるため










すべてそこから始まるから