人というブランド








高いものをもってるといい












別にいいんですけどね










そういう時代もあったので



戦後の日本


焼け野原






飢餓状態




ほしくて当然です









私もすこしお金もったとき

ブランドかってみたんですけどね




ブランドすきならいいんですよ






それ見せびらかしてるのが
恥ずかしくなったんですよね








家が芸術家なので
わかるんですよね



作品


とは


作家の想いと技術がこめられた


もの





職人の気持ちが少しわかる






だから


一点物に興味をもつわけです









最初に買ったのは

青の香合わせ








とても綺麗でね

都内 丸善アンドジュンク堂で

はじめて自分のごほうびにしました







お客さんのなかでも

1番若かったのかな




じゃあこれ包んでください




そういったとき

作家さんが驚かれてました











釉薬の説明を受けて


発色の仕方

日本で一人しかしてない作り方







奈良で 

ガラスの粉をつかった工房でやってる











こんなのに二万もつこたん



なんで








わたしは計算してました





ここまでの交通費、宿泊費


出店すると場所代半分くらい

作家さんのとりぶんは半分なのよ




純利益





だから二万でも安い、と


価値を感じて








これからも、


これは、と思う人は

応援したい








ちなみに

この香合わせは





高いといってた

メンバーの所にあります






段々と

これ素敵やな、というようになり









わたしの天使

三ヶ月で死んだ
ワンコの骨壷にして









毎日テーブルで一緒にいたんです












都内を引き払う時

その人の13歳の病気の
ワンコがなくなって








これもらってええか

ジュリのお骨入れにしたいんや









それはそれは

大事にされてるわけです