相手のことを考えられる人
こういわれたんです
君はホステスに
向いてなかったといってるけど
新地でうまくいってるひとは
君みたいに相手のことを
考えてやってる人らやで
私もいつもそれしか考えてない
今はね
私がホステスのときは
数字をおいかけてたから
うまくいかなかったんだよ
私は二人憧れの人がいて
大番頭だったおばあちゃんと
新地でそれは好かれたお客様
みんなに愛されてね
二人はお金を
人が喜ぶために使った
男とかあんなとして
好きになるとかやなくて
人として憧れてね
だからそれを真似してるよ
僕にもおったよ
新地に無茶苦茶
格好いいお客さんがおってね
遊び方が綺麗んや
気に入ってる女の子がお嫁にいきたい
っていうくらいで
なんぼ年ちがうねんっていうたけど
嫉妬通り越して憧れるんや
そこまでいくと
その人みたいになりたいって
たまに家によんでくれて
好きなんもってかえれって
ネクタイくれるんや
その人の選んだネクタイやもんね
そうや
靴も服も格好良くて
サイズが合わへんくてな
体を合わせてでも欲しいと思った
亡くなってからお別れの会が開かれてな
そしたらみんな行きやすいやろ
奥さんがこういいはったんや
主人はこんなに愛されてたんですね
そういう人には
素晴らしい奥さんがおるんやなっておもた
死んでから
その人の評価はでるっていうけど
死んでもその人のやったことが
されてうれしかった人は覚えてる
だからそれを次の人にする
うちもそう
知らずにそうしてたら
みんなが助けてくれるようになって
幸せってこういうことかなって
おもえるようになって
なんでもね
巡り巡ってかえってくる
だから落ちてるゴミをひろうとか
小さなことから始めたらいいんですよ
たまるから いいことポイントは
絶対
見てくれてる人が必ずいて
助けてくれたり、情報くれたり
マズローの自己実現欲求
やりたいことができる
そういうふうになってきた
始まるところから始まる
だから
相手が喜ぶこと考えてたら大丈夫