その時から先生だった






れいさんは

早起きってレベルじゃないですよね










今  午前3時半






1時間前からおきてる













起きたては脳波の関係で

記憶するにはとてもいい













自分に叩き込むのにとてもいい






大学の授業で教わり








そうか

なんとなく勉強長くしても
覚えられないんだ





勉強の仕方を覚えたわけで





それを聞いたのは
クラス全員でしたが



行動に移したのは
私だけだったのか






朝方記憶したいものを
枕元におくようになり





90分サイクルで










寝て、起きて記憶を繰り返し






成績はがグッと上がりました







面白くてね









ランキングが上がるのが



その時は点数がはりだしで










それまで
60点くらいだったんで




96点くらいになるんで









すごいと言われるんです
周りの態度が変わるんですよ








でも


いつも1点負ける人がいるんですよ








悔しくてね






ずっと悔しかった





卒業まで勝てませんでした








卒業したとき知りました

その人教師で





あぁだからか、って
腑におちたんです





先生だから
勉強の仕方しってて



点のとりかたしってたんだって







受験だって

試験だって





過去問みたらわかる







問題だす先生のクセというか


これやっとくと受かる





点をとれるようになってくると

点をとるより
ミスをへらすこと



ケアレスミス


これ減らす


それが大事なんだなって






がむしゃらにいっぱい勉強しても
だめだと






わかってくるんです





大学時代



何回生だったかな







よし、ねよう


そうおもったとき









コンコン





寮にいた同級生がきて







あの

この勉強教えてください








針理論









それ落としたら
一発留年なんですよ








今から寝るから後でいい?







今!

今教えて!







って

肩つかまれていわれてんで


部屋で教えるんですね







覚えるべきのところ





彼女は単語一つ一つの意味で
 




なんでこれはこういうん
なんでこれはこう書くん






あ、ここでとまってるんか







バン!!







机をたたいて






今やるんは
そういうことではない






それはそういうものだと
叩き込め





意味を知るんは後でいい

受かるんが目的なんやろ




 





彼女は静かに聞くようになり


部屋をでるときいいました









お前これで落ちたら
許さへんからな













後日彼女は



ありがとうございました











イチゴをもってきました