お爺ちゃんというひと








庄屋の次男で





独裁者で




家長制度で



長男絶対主義で







いいたい








お前次男だろ







色々あったんだと思いますけど





今思えば

自分の国みたいなの作りたかったのかな




まさか
孫の代で書かれるとは
思うまい





草葉の陰で

どんな顔してますかね





やったことは
かえってくる、です









死んでからもわかるんですよ




たまたま入った店で
ご飯たべてて話してたら



こえかけられて



もしかしてあの人のお孫さんですか?







元々教師だったんですがね






僕、教え子です







あるとき

こんな天気のいい日に
授業なんかしてるのもったいないね








生徒を山へ連れて行くわけですよ





そのかたは楽しそうに話されて

目がキラキラしてました












お爺ちゃんに

憧れてる人が多かったです








でもね





いきなりきて






一週間後

50人くらいお客さん呼ぶから







えらいこっちゃ





お父さんがそういうてましたね







村中から

座布団かりるんですよ







どこの家に

50枚座布団あるんですか









一切でないんですよ

予算









 

お前らでなんとかせぇ







日和のいい

桜の木の下


みんなご飯食べてほろ酔いのころ







お爺ちゃんは
今でいう



プレゼンするわけです







こういうことをやる


お前ら金をだせ








市、とか県

海外に仕事つくるわけです








みんな(・Д・)としつつ

実現するんですよね










あの時代、あの場所で

あぁいうことできた人は





あんまり聞きません










今で言う

0 1の人でしたね