少し 昔話を








私を治してくれた針の流派は







 



学生時代 異端でした










小さい頃からとかく身体が弱く

紫の足







キモチワルイ







よくそういわれました






だから

黒いタイツをはいてました





かくすため









どこへいっても わからない





ある医者は



おもしろい、と








研修医を呼び


これおもしろいから
見ておきなさい









麻酔も無しに

皮膚を四角に剥がしました







何も言わずに








ベリッ










悔しかった

見せ物にしやがって













階段登るのも

足が重くてつらい







でも

誰にいってもわからないから











そんなとき担任が


針実習のときに私の足をみて







なんやこれは


針100本こうてこい









毎週放課後 打ってくれました












3ヶ月後


歩けるようになりました










足が軽い







皮膚が肌色










みんなの当たり前が

わたしには嬉しくてたまらなかった









その流派は





経絡を無視




ツボなんかない







だから鍼灸師と名乗るな








迫害されます








東洋医学の教授の授業では




出て行け







といわれたので



まだ助教授の
担任のところにいくと驚いて







お前はあっちやろ








出て行けっていわれたから
こっちにきました✨










じゃあいいか










異端?






それがなんだ








わたしはついていった


ああなりたいって













その担任だったのは

黒岩恭一といいます